エアコンを使用する以外に暖かく過ごす方法
2016/03/10
エアコンはスイッチを入れれば部屋をあっという間に暖かくしてくれますが、空気が乾燥しやすくなったり、何よりも機器の値段が高いですね。
寒いからと言って、一日中つけておくことを嫌う人もいるでしょう。
そこでエアコンを使う以外に、部屋で暖かく過ごす方法のメリットとデメリットについて考えてみました。
目次
ファンヒーターを使う
ファンヒーターには主に石油ファンヒーターとガスファンヒーターがありますが、どちらも部屋全体を暖める力に優れています。
エアコンのように、使用中に部屋が乾燥することがないのも良いところです。
しかし、石油ファンヒーターは灯油を買ってきて補給しなければならない上に、どうしても独特の匂いが発生してしまいます。
その点はガスファンヒーターの方が手間がかからず匂いも少なくなりますが、設置場所が限られる上、コストはエアコンよりも高くなります。
そして両方とも、使用中は定期的な換気が必要になります。
石油ストーブ+サーキュレーター
石油ストーブは、昔からある代表的な暖房器具ですが、部屋全体を暖めるまでの力にはやや欠けます。
そこでサーキュレーターを利用し、天井付近に溜まってしまう暖かい空気を対流させると、効率よく部屋を暖めることができます。
置き場所も手軽に変えることができ、何より安上がりです。
ただし石油ストーブはファンヒータと同様、必ず独特の匂いがしますし、灯油の購入や補給の手間がかかります。
また、サーキュレータの送風方向をうっかりストーブに向けてしまうと大変危険ですので、子どものいる家庭には向いていません。
隙間テープや結露防止シートを利用する
窓を閉めていても部屋に入ってくる「隙間風」は意外と室温に影響するものです。
また、空気中の水分が窓などで冷やされて水滴になる「結露」も、部屋の温度を下げてしまいます。
それを防ぐために、冷気を遮るための「隙間テープ」を貼ったり、「結露防止シート」を窓ガラスに貼ると気温の低下を防ぐことができます。
この方法は比較的安く効率的ではあるものの、デメリットはテープやシートがすぐに湿気でカビてしまうことです。
利用するとしたら、頻繁に取り換えることが必須になります。
カーテンを「厚手で床までしっかり長さのあるもの」に変える
こちらも、窓から入ってくる冷気を防ぎ、部屋の暖かさを外に逃がさない方法です。
カーテンを厚手にするだけでも空気の流れがかなり変わりますが、長さを床までしっかり届くようにしておくと、さらに外気を遮ることができます。
デメリットは、そのようなカーテンは軒並み高価になることと、床にホコリが溜まりやすくなることです。
部屋の湿度を加湿器などで上げる
人の身体からは目には見えなくても、常に汗が蒸発しています。
湿度が低いと皮膚からの汗の蒸発が多くなり、その分体温が下がってしまいます。
そこで加湿器などで部屋の湿度を上げると、その分皮膚から蒸発する汗が少なくなり、体温も保たれますので暖かく感じます。
空気の乾燥が進むと、ウイルスの活動が活発化して風邪などに罹りやすくなるので、適度な湿度がある方が、体感的にも健康的に快適なのです。
デメリットは、窓や壁に結露が起こりカビが発生しやすくなることです。
最後に
・様々な方法を組み合わせることをおすすめします
いろいろな方法を紹介しましたが、他にも羽織ものや防寒グッズを上手く使う、身体を温める食べ物を食べるなど「部屋の温度を上げずに暖かく過ごす方法」もあります。
エアコン以外で暖かく過ごそうとするなら、上記の方法の他にこのようなものも取り入れ、どうすれば快適に過ごせるか工夫してみることをおすすめします。